我々は日頃より国内外の様々な課題を調査研究し、それらの活動を通し自らの力へと変換するため自己研鑽に努めていますが、それは決して簡単なことではありません。
真剣に取り組めば取り組むほど自分自身の課題も浮き彫りになります。
弱みを受け入れ向き合うことに価値があり、それこそが浜松経済クラブの活動の本質です。
私自身ももちろんですが、どんな困難にも立ち向かい、乗り越え、どんな変化にも追従する柔軟性に富んだ人材、つまり経済人として地域社会に貢献できる人材を一人でも多く輩出するため尽力する所存です。
そして親会が無いからこそ自由である浜松経済クラブの活動を通し、地域経済へのさらなる発展に貢献して参ります。
また自己理解を深めることができるのも浜松経済クラブの魅力の一つです。
我々は他団体と比較しても少数であることから、限られた仲間と多くの時間を過ごすことで忖度しない本当の信頼関係を築くことができます。
本気でぶつかり合うことができる仲間がいることは、相手だけでなく自分自身を理解するチャンスでもあり、それにより自らの弱みや強みを認識することが更なる成長に繋がるのです。
最後になりますが、浜松経済クラブの歴史を紡いできた諸先輩方、関係者の皆様方へ御礼申し上げると共に、この歴史を次世代へ繋げるよう邁進してまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。
令和6年度理事長 前嶋俊映